News

2024.03.05

松本山雅FCと共に脱炭素を目指す「松本山雅FCゼロカーボンチャレンジ」を3月9日より開始。松本日産自動車をスポンサーに迎え、2024シーズンは2,000kgのCO₂削減を目指す。

 

株式会社DATAFLUCTは、松本山雅フットボールクラブ(松本山雅FC)と連携し、当社開発のプラットフォーム「becoz challenge」を活用した「松本山雅FCゼロカーボンチャレンジ」を2024年3月9日よりスタートしました。今シーズンは松本日産自動車株式会社をスポンサーに迎え、2024年11月30日までの約9ヶ月間で2,000kgのCO₂削減を目指します。

これは、長野県の一般家庭が約4ヶ月で排出するCO₂量に匹敵する大きな目標です。2023年の実証実験では、約3ヶ月間で250名のサポーターが参加し、750kgのCO₂削減を達成しており、今シーズンはさらなる飛躍が期待されます。


「becoz challenge」で脱炭素アクションを身近に

「松本山雅FCゼロカーボンチャレンジ」では、サポーターの皆さんが日常生活やサッカー観戦時に環境に優しい行動(エコ活動)をした際に、スマートフォンのカメラで写真を撮影し、「becoz challenge」アプリに投稿します。投稿に応じてポイントが付与され、ポイント獲得上位者には選手サイン入りグッズなど、豪華なプレゼントが用意されています。

対象となるエコ活動は、サッカー観戦のシーンに溶け込みやすい以下の4項目です。

  1. お気に入りのユニフォームを着よう!

  2. エコに移動しよう!(スタジアムへの移動方法など)

  3. 資源をリサイクルしよう!

  4. リユース食器をリサイクルステーションに持っていこう!(サンプロアルウィンの「喫茶山雅」を含む飲食ブース4店舗でのリユース食器回収が対象)

この取り組みは、サポーターがチームを応援しながら、楽しくサステナブルな選択を促すことを目的としています。松本山雅FCにとっても、脱炭素の実現を加速させ、その成果を可視化することで、環境問題への先進的な取り組みを対外的にアピールし、新たなスポンサー獲得にも繋がるメリットがあります。


CO₂削減目標と参加方法

今回の施策では、環境省が提唱する「ゼロカーボンアクション30」などのデータに基づき環境負荷を計測。2024年3月9日(土)から11月30日(土)までの約9ヶ月間で、合計2,000kgのCO₂削減を目指します。

<参加方法>

  1. 「松本山雅FCゼロカーボンチャレンジ」特設ページ(https://challenge.becoz.ai/projects/yamaga2024)にアクセスし、メールアドレスまたはLINEのIDで認証。

  2. 指定された脱炭素アクションを実施した際に、写真や証明データを登録。

  3. ポイントが付与され、獲得ポイント上位者には豪華プレゼントを進呈。

会員登録および参加は無料です。

<ポイント獲得でもらえるプレゼントの一例>

2024シーズンは、シーズン途中(7月)とシーズンラスト(11月)の2回、ランキングが集計されます。

  • シーズン途中(7月)のプレゼント

    • 1位:選手サイン入りグッズ

    • 2位:スタンドVIP席招待(2名・3組 = 6名)

  • シーズンラスト(11月)のプレゼント

    • 1位:選手サイン入りボール

    • 2位:後日公開


進化した「becoz challenge」の機能

「becoz challenge」は、資源のリサイクルや環境負荷の低い移動手段といった「環境に配慮した活動」に対してポイントを付与し、貯まったポイントをギフトやクーポンと交換できる仕組みです。これにより、利用者が楽しみながら脱炭素アクションを継続できる環境を提供します。

カーボンニュートラルを目指す企業、自治体、団体などがギフトやクーポンを用意することで、環境貢献のための行動変容とコミュニティ活性化を両立できる画期的なプラットフォームです。

【主な機能アップデート】

  • チャレンジをさらに楽しめる「コミュニティ機能」を追加: 他の参加者の活動履歴を見られる「タイムライン機能」が拡充され、自分の活動履歴に写真やコメントを追加できるようになりました。

  • より簡単に参加できる「LINE連携ログイン」が可能に: LINEアカウントを利用して「becoz challenge」および「松本山雅ゼロカーボンチャレンジ」に簡単に参加できるようになりました。


2023シーズンの成功実績と今後の展開

DATAFLUCTは、2022年11月にスポーツ庁の事業として実施されたアクセラレーションプログラム『INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD KOSHINETSU-HOKURIKU』で採択され、松本山雅FCとの共創を開始しました。

2023年3月26日(日)から6月17日(土)に実施した実証実験「松本山雅FCゼロカーボンチャレンジ」では、参加サポーター数250名、CO₂削減量750kgを達成し、目標の500kg-CO₂を大きく上回る結果となりました。この成果は、長野県の家庭で排出されるCO₂の約1ヶ月分に相当します。

この取り組みの背景や成果については、松本山雅FC 取締役営業部長の柄澤 深氏をゲストに迎えたトークセッションも開催されています。アーカイブ配信やレポートも公開されており、その先進性が注目されています。

松本山雅FCとDATAFLUCTは、サポーターの皆さんと共に、持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献していきます。ぜひ「松本山雅FCゼロカーボンチャレンジ」に参加して、CO₂削減に貢献しませんか?