データサイエンスで企業や社会の課題解決に取り組む株式会社DATAFLUCTのエコドライブ支援サービス「becoz drive(ビコーズ ドライブ)」が、「2023年度エコドライブ活動コンクール」において、**審査委員長特別賞(支援ビジネス・ユニーク部門)**を受賞しました。この栄誉は、「becoz drive」が提供するCO₂排出量の可視化と削減支援が、エコドライブの普及と地球温暖化対策に貢献するユニークなビジネスモデルとして高く評価された証です。
「エコドライブ活動コンクール」とは
「エコドライブ活動コンクール」は、公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団が毎年開催している権威あるコンクールです。警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省が中心となり普及を推進するエコドライブ活動の一環として、地球温暖化対策のCO₂排出抑制に貢献する優れた取り組みを行う事業者を広く表彰し、その事例を共有することで、エコドライブのさらなる普及を目指しています。
公式ウェブサイト:https://www.ecodrive-activity-concours.jp/

「becoz drive」が評価されたポイントとサービス概要
DATAFLUCTの「becoz drive」は、CO₂排出量削減を目指す企業や自治体、そして雇用者をターゲットとしたサービスです。社用車の利用や従業員の通勤におけるCO₂排出量(Scope1・2、Scope3カテゴリ7)の可視化と削減に貢献します。
1. エコドライブに必要な情報提供と行動変容の促進
「becoz drive」は、CO₂排出源の一つである渋滞を回避できる時間の推奨や、ドライブによるCO₂排出量の可視化機能を提供します。さらに、エコドライブの貢献度に応じてポイントが付与される仕組みを導入。貯まったポイントは、企業の福利厚生サービスとして割引券やクーポンと交換できるため、ドライバーが楽しみながらエコドライブを実践することを強力に後押しします。
2. 専用機器不要、スマートフォンで手軽に利用可能
本サービス最大の特長は、車両に専用デバイスを搭載する必要がなく、スマートフォン一つで手軽に導入・管理できる点です 。専用スマートフォンアプリで取得したGPS走行履歴データは、パイオニアのエネルギー効率推定技術(燃費/電力消費率)を活用したクラウドプラットフォーム「Piomatix for Green(パイオマティクス・フォー・グリーン)」でCO₂排出量やガソリン消費量に換算されます。その計算結果をもとに独自のエコドライブ指数が算出され、ドライバーが簡単に確認できるよう表示されるとともに、ポイント付与に活用されます。
今後の展開と活用事例
「becoz drive」は、すでに株式会社FUJIとの社用車車両管理およびエコドライブに関する実証実験を開始しており(2023年9月25日発表)、その効果が期待されています。今回の受賞を機に、11月28日(火)に東京都千代田区の内幸町ホールで開催される「2023年度エコドライブシンポジウム」にて、表彰と取り組み事例の発表が行われる予定です。
DATAFLUCTは、「becoz drive」を通じて、企業や自治体における脱炭素経営を支援し、環境負荷低減と経済合理性の両立に貢献していきます。この受賞は、持続可能な社会の実現に向けたDATAFLUCTの技術と取り組みが、社会的に高く評価された証と言えるでしょう。
「becoz drive」にご興味のある企業や自治体のご担当者様は、ぜひお問い合わせください。