データサイエンスで社会課題解決に取り組む株式会社DATAFLUCTは、エコドライブによるCO₂排出量の可視化と削減を支援するサービス「becoz drive(ビコーズ ドライブ)」を、2023年11月2日(木)と3日(金)の2日間、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展しました。
この出展は、東京ビッグサイトで開催された「Startup Future Factory」(西展示棟 1F)内の「Startup Street」環境カテゴリにて行われ、未来のテクノロジーを展示する100社ものスタートアップ企業の一つとして、「becoz drive」の魅力が紹介されました。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」とは
「東京モーターショー」から名称を改めた「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、自動車業界に留まらず、多様なモビリティ産業が一堂に会し、「未来の日本」を来場者が体感できる場として開催されました。FUTURE、GREEN、DREAMという3つのキーワードを軸に、各企業が目指す未来を一方的に提示するだけでなく、来場者と共に未来を考える場となることを目指しました。
主要コンテンツとして、「Tokyo Future Tour」 では広大な会場で未来の街を表現。「Startup Future Factory」では、モビリティ産業の未来を担うスタートアップ企業と日本を代表する企業、そして来場者が交流し、新たなイノベーションのきっかけを創出しました。また、「Japan Future Session」では、カーボンニュートラルやモータースポーツなど、モビリティに関するメッセージをテーマにしたトークショーが開催されました。
開催概要
主催: 一般社団法人 日本自動車工業会
開催期間: 2023年10月26日(木)~11月5日(日)
会場: 東京ビッグサイト
「becoz drive」ブースでの展示内容
DATAFLUCTの「becoz drive」ブースは、「Startup Street」の環境カテゴリ(西展示棟 1F)に位置し、以下の日程で展示が行われました。
展示期間: 2023年11月2日(木)・3日(金)
ブースでは、サービスの具体的な機能やメリットが紹介され、来場者はエコドライブによるCO₂削減の可能性や、手軽に導入できる利便性を直接体験することができました。
「becoz drive」サービス概要
「becoz drive」は、CO₂排出量削減を目指す企業や自治体、そして雇用者を対象としたサービスです。エコドライブを促進し、インセンティブを与えることで、企業が**Scope1・Scope2(社用車利用)やScope3カテゴリ7(雇用者の通勤)**におけるCO₂排出量を可視化・削減するのに貢献します。
1. エコドライブ情報提供と行動変容の促進
本サービスでは、CO₂排出の一因となる渋滞を回避できる時間のレコメンド機能や、ドライブによるCO₂排出量の可視化機能を提供します。さらに、エコドライブの貢献度に応じてポイントを付与する仕組みも搭載。貯まったポイントは企業の福利厚生として割引券やクーポンに交換でき、ドライバーが積極的にエコドライブを実践する動機付けとなります。
2. 専用機器不要、スマートフォンで簡単導入
「becoz drive」の大きな特長は、車両に専用デバイスを搭載する必要がなく、スマートフォン一つで利用可能な点です。専用アプリで取得したGPS走行履歴データは、パイオニアのエネルギー効率推定技術を活用したクラウドプラットフォーム「Piomatix for Green(パイオマティクス・フォー・グリーン)」でCO₂排出量やガソリン消費量に換算されます。この計算結果に基づき、独自のエコドライブ指数が算出され、ドライバーは自身の運転状況をリアルタイムで確認し、ポイントの付与に活用できます。
DATAFLUCTは、パイオニアと共同開発した「becoz drive」を通じて、株式会社FUJIとの社用車車両管理およびエコドライブに関する実証実験を開始するなど、具体的な活用事例を増やしています。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」での出展は、「becoz drive」が提供する革新的なソリューションを広くアピールす る機会となりました。DATAFLUCTは今後も、データサイエンスを活用して、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきます。