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2023.02.28

DATAFLUCT、新サービス「becoz challenge」を提供開始!生活者のエコ行動をポイント化し、企業・団体と脱炭素アクションを共創

 

データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCTは、生活者の環境に配慮した活動をポイント化し、スポンサー企業や参画企業が提供するグッズやサービス、寄付などと交換できる新サービス「becoz challenge(ビコーズチャレンジ)」を、2023年3月下旬より提供開始しました。

この新サービスは、環境省が提唱する「ゼロカーボンアクション30」などのデータを活用し、企業・団体が自社製品のユーザーやファンに対し、楽しみながら環境負荷の低い行動を促せる新たな仕組みを構築します。DATAFLUCTは、「becoz challenge」を通じて、企業・団体と個人が一体となって脱炭素や循環型社会の実現に貢献できる世界を目指します。

また、本サービスの具体的な実証として、松本山雅フットボールクラブ(松本山雅FC)と共同で、3月26日(日)に松本市で開催された試合で、サポーターのエコな活動によるCO₂削減量の可視化を行いました。


「becoz challenge」:楽しみながら環境貢献し、好きなチームや企業を支える

「becoz challenge」は、資源のリサイクルや自転車・徒歩での移動など、生活者の環境に配慮した活動をポイント化し、企業・団体が用意するグッズやサービスなどと交換したり、寄付したりできる環境コミュニティ型プラットフォームです。

このサービスの最大の特長は、自分のエコな行動が「好きなチームや企業にとってプラスの効果を与えている」と実感できる点にあります。これにより、企業・団体は自社のユーザーやファンの行動変容を促し、脱炭素や循環型社会の実現に貢献できます。

現在、あらゆる業界の企業や団体に脱炭素・循環型社会実現に向けた変革が求められています。しかし、生活者のCO₂排出量や削減量の把握は非常に困難であり、企業内の担当者が具体的な施策を企画するのが難しいのが現状です。

家庭部門は66%もの排出量削減が求められているなど、個人も「自分ごと」として脱炭素に向き合う必要がありますが、自分がエコな行動を行うメリットを見出しにくかったり、選択肢が限られていたりする課題があります。「becoz challenge」は、こうした課題に対し、楽しみながら継続できる仕組みを提供することで、行動変容を強力に後押しします。

脱炭素や循環型社会への取り組みは、企業や団体にとって、環境意識の高いユーザーの獲得やユーザーエンゲージメントの向上など、新たな価値を生み出すポジティブな可能性を秘めています。

DATAFLUCTはこれまで、クレジットカード決済データから個人のCO₂排出量を可視化する「SAISON CARD Digital for becoz」や「becoz wallet」を2022年6月より提供するなど、データ活用で生活者の脱炭素に着目したサービスを展開してきました。「becoz challenge」では、こうした「becoz」事業で蓄積した知見を活用し、CO₂排出量や削減量の計算には環境省が提唱する「ゼロカーボンアクション30」などの信頼性の高いデータを活用しています。

DATAFLUCTは、自社が持つ信頼性の高いデータと生活者向け環境事業のデータ活用の知見で、「環境負荷の低い経営をしたい」「個人顧客である生活者にも環境に配慮してほしい」と考える企業・団体の挑戦を支援していきます。


松本山雅FCとの実証実験:ファンとチームの新しい絆

DATAFLUCTは、スポーツ庁との共催でeiicon companyが運営するオープンイノベーションプログラム「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD 2022」で松本山雅FCとの共創企業に採択されました。松本山雅FCは、Jリーグに加盟するプロサッカークラブであり、松本市を中心とする広範なホームタウンを持ち、「スマイル山雅」などSDGsに資する先進的な地域貢献活動を積極的に実施しています。

DATAFLUCTと松本山雅FCは、「becoz challenge」の実証として、3月26日に松本市で開催された試合で、サポーターのエコな活動によるCO₂削減量の可視化を行いました。

プロスポーツチームの運営においては、スポンサー収入の拡大が常に課題となっています。コロナ禍における景気後退や企業予算の削減などにより、この課題はさらに深刻化しています。持続可能なチーム運営のためには、スポーツ以外の分野でもチームの魅力をアピールし、新たなスポンサーを獲得することが不可欠です。

松本山雅FCは、「チームが地域を良くする × 地域がチームを強くする」という理念のもと、地域に根差した活動を続けてきました。今回、「becoz challenge」を活用してファンの脱炭素アクションを推進し、その成果を可視化することで、多くの企業が関心を寄せる「脱炭素」に取り組む先進的なチームであることを対外的にアピールするとともに、多くのステークホルダーと共に地域課題に取り組むことを目指します。

また、チームの応援や環境貢献に繋がる特典を用意することで、ファンが楽しみながらエコアクションに参加し、自身の行動変容がチームの運営にも貢献していることを感じられる、新しい応援の形を創出します。


「becoz challenge」へのお問い合わせとユースケース

「becoz challenge」は、自社のユーザーやファンと共に脱炭素などのエコな取り組みに挑戦したい企業・団体からの問い合わせを歓迎しています。

【「becoz challenge」の主なユースケース】

  • スポーツチーム: サポーターやファンコミュニティを巻き込んだ独自のゼロカーボンチャレンジを企画し、新規スポンサー獲得を目指せます。

  • 地域のイベント・お祭り運営主体: イベントやお祭りと関連するエコな活動を推進するチャレンジを企画し、協賛企業の獲得に繋げられます。

  • BtoCビジネスを行う企業: 自社の環境配慮型商品・サービスを訴求するオリジナルチャレンジを企画し、環境意識の高いユーザーへのマーケティングや、顧客ロイヤリティ向上を図れます。

  • その他企業: 社員やその家族向けに、環境意識を高め、コミュニケーションを活性化するチャレンジを企画。適切にデータを収集し、一部Scope3の排出量削減の根拠データとしても活用可能です。

  • 自治体: 自治体職員や住民向けに、環境意識向上とコミュニケーション活性化を目的としたチャレンジを企画。適切にデータを収集し、一部地域でのCO₂排出量算定データとしても活用できます。

お問い合わせ先:becoz-info@datafluct.com


「becoz」ブランドサイト: https://becoz.ai/「becoz」公式SNS: